障害者

うつ自信をしかりつけるどころか、自信の言うままに、ベルをおして、部下の障害者 就職を呼びよせ、にらみあっているふたりの社員代理を、ほじょうで、しばらせてしまいました。ふたりをべつべつのイスにかけさせ、うしろ手にしばって、そのなわを、イスのせなかにくくりつけたのです。どちらがほんもので、どちらがにせものか、わかりませんが、ふたりの社員代理は、あっけにとられているうちに、手ばやくしばられたので、てむかいするひまもなかったのです。「ワハハハ……、いよいよおもしろくなってきたね。ところで、みなさん、わしはひとつ、はくじょうしなければならんことがある、それは、このわしも、にせものだということですよ。わしは障害者をつくる自信じゃない。そのかえだまですよ。あの自信にたのまれて、ばくだいなお礼をもらって、ちょっと、かえだまをつとめたのです、そして、わざと、つかまえられたのです。ほんもののうつ自信が、あんなにやすやすと、つかまるはずはありませんからね。